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言葉の海と『舟を編む』 [映画]

録画しておいた『舟を編む』を、先日、観ました。


このブログでの繋がりもあって、

  『 ことばが人を繋ぐ 』に頷きながら^^


お気に入りの言葉がいくつかありました。
私には、お宝モノ♪

加藤 剛演じる辞書編集部の長、松本先生の言葉。
新しい国語辞典を作るにあたって、

    「  ことばの海。
       辞書は、大海に浮かぶ一艘の舟。
       自分の気持ちを的確に表す言葉を探し出す。
       唯一の言葉を見つける奇跡。 
       誰かと繋がりたくて 、広大な海を渡ろうとする人たちに捧げる辞書。
       それが、『大渡海』 今を生きる辞書   」


出版社で辞書が出来るまでに、どれほどの年月と人手を要するのか、
完成に至るまでの編集に携わる人たちの熱意と根気、編集部の人たちの人間模様。
私には、編集部の人たちが舟に乗って漕ぎ出していくように見えました。

営業から辞書編集部に移っても、マジメ過ぎて不器用極まりない馬締くん役の松田龍平がいい。
そして、そのままの彼を見守る周囲の人たち。
板前を目指す、林 香具矢(かぐや)役の宮崎あおいちゃん。
「かぐや」の名前に存在感あり。
マジメ過ぎる恋の行方。
オダギリジョー演じる現代の若者、西岡君の軽さ。こういうのをチャライ。。と言うらしい。
でも辞書編集部を守る心意気はあっぱれ。


舟を漕ぎ出した最初の力は弱くても、
漕ぎ続けていれば、その力は逞しく成長し、大海を渡るに値するものなのだ、と思わせてくれる。

波の様に、打ち寄せてくるもののある映画でした。


自分の気持ちを伝えたくて、言葉を探すことはしょっちゅう。
ブログを書く手が止まるし、以前の様にスッと書けない日も多い。
話し言葉になると、なかなか探せない。。(><*)ノ
それでも探している。
だから、自分の探していた表現やしっくりくる言葉に出会うと嬉しくて、書き留める。
心に響くことばも然り。

人とつながる前に、自分に言い聞かせるように、
見えないものを鏡に映し出すかのように、言葉を探している。
自分の中にストンと落ちて、漸く表現できる。

身近に居る人ほど
「わかっているはず・・」
逆に、「どうせ話しても伝わらない。わかってもらえない」と、言葉を省くことも多い。
家族や職場など、身近過ぎて伝えてない気がする。

まず、自分に。
そして、身近な人にも伝えたいと思う。

そんなことを感じた、もう一度観たい映画です。
原作にも触れたい。



   昨夜は、夕食後に記事を書き、ここ数日の疲労感から途中でうたた寝をしてしまい、
   下書き保存もせずに1時過ぎから続きを書き、新規投稿したら。。
   数時間を経過していて、記事が消えてしまって・・・ショック。
   珍しく長文だったし。^^;
   同じ文章は書けなくて、少し違ったものになりました。

   その時々で、考えること、感じることは変化していくから、違って当たり前なんですけれどね。
   書きたいことが、昨夜はたくさんあったから・・ちょっと残念。
   


   昨日は、夏至でしたね。
   100万人のキャンドルナイト。。
   今も続いているのでしょうか?

   キャンドルの揺れる灯りを見つめたかった昨夜です。(*'ー'*)   
   
  


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